文章力のある子供の育て方
文章力に大切なものは表現力はもちろんのこと、しっかりとした思考力があるか、ということが強く関連してくると思います。 なぜ突然文章力に触れたかといいますと、偶然なのか我が子が2人とも中学生になってから文章力が開花したからです。
長女に関しては読書感想文と少年の主張が学校代表に選ばれました。 次女は人権作文と少年の主張で学校代表に選ばれました。 今回は文章力が優れた2人を見ていて思ったことを書きたいと思います。
- 文章力がある人の特徴
- 本が好き
- 好きなアーティストの歌詞に感動する
- 得意科目は国語
- 乳児期から保育園に預けていた
- 幼児期は五感を使って思いっきり遊んでいた
- 表現力が優れている(絵も上手)
- 孤立した時期や悩んだ時期を乗り越えた
- 文章力のある子供の育て方のまとめ
文章力がある人の特徴
文章力のある2人に共通することを考えてみました。そして気づいたことがあります。2人に共通する特徴は以下の項目です。
本が好き
これは文章力のある人の特徴でよく聞きますよね。我が家では本は参考書や勉強に関するもの以外はBOOK OFFでしか買わない主義です。2人とも本当に欲しい本は自分のおこづかいを出してまで新しい本を買います。
本当に読みたくて自分の大切なおこづかいを出してまで買った本は大切に読むのだと思います。「自主的」に買うことに意味があるのだと思います。
好きなアーティストの歌詞に感動する
好きなアーティストがいる人は多いと思いますが、どんなところが好きなのでしょうか。フィーリングとか聞いていて心地よいメロディーという人も多いと思います。
2人の娘に共通することは、好きなアーティストは歌詞で決まるということです。好きなアーティストの歌詞に感動し、1つ1つの言葉をかみしめながら聞く特徴があります。
長女に関しては、好きなアーティストのおかげで文章力が育ったと自負しています。
得意科目は国語
本が好きだからなのか、2人とも得意科目は国語です。特別な教育をしたわけではないのに何故か国語の学力は優れています。
乳児期から保育園に預けていた
2人とも生後3ヶ月から保育園に預けていました。今は生後1年以上で預けることが当たり前となっているので生後3ヶ月で復職なんてあまり聞きませんよね。
子供は大好きでかけがえのない宝物だと思っていますが、1人で育児をして行き詰まるのではないか、と怖かったのかもしれません。
今振り返ってみると、信頼できる保育園に預けることができて、子供ものびのびと生活でき、私も心身ともに安定して生活できたと思います。子育てを半分サポートしていただいたおかげなので、保育園や学童には感謝の気持ちでいっぱいです。
幼児期は五感を使って思いっきり遊んでいた
幼児期は裸足で駆けずり回り、どろんこになって野性的に遊んでいました。保母さんやお友だちが大好きで本当に楽しい生活を送っていました。
ここで感性豊かに育てていただくことができたと思います。
表現力が優れている(絵も上手)
これも表現する、という意味では文章と共通しているのだと思います。2人ともとても繊細な絵を書きます。長女に関しては中学校の卒業文集の表紙を飾りました。
通わせていた保育園でこだわっていたところが、絵本でした。「100円均一で売っているような漫画みたいな絵の本は読ませないで下さい」と言われました。
保育園でおすすめする絵本は絵そのものが素晴らしいものが多かったです。同じ保育園出身で学校の絵の部門で活躍する子も多かったです。
表現力を学んだ原点のような気がします。
孤立した時期や悩んだ時期を乗り越えた
長女に関しては、学年によっては最後まで心を許せるお友達ができずに孤立してしまった時期もありました。
とてもさみしく辛い思いをしたようですが、その時に色々と考えさせられるものがあったようです。この時期を乗り越えて、物事をいろいろな角度から見ることを学びました。
次女に関しては天真爛漫でお友達もたくさんいるタイプですが、彼女なりに悩むことはあったようです。
思春期に悩みは付きものですが子供がふさぎ込んでも、子供なりに色々考える時間も大切なのでそっと見守りましょう。
好きなアーティストにはげまされることも大きかったと思います。
文章力を育てる過程において、悩みや悩みを解決する糸口を探ることは思考力も育ち、とても重要なかかわりを持つことになります。
文章力のある子供の育て方のまとめ
文章を鍛えるために何か特別な教育をしたわけではありませんが、2人が育ってきた環境の中で感情豊かに育つことができたのが1番の大きな要因だと思います
子供の時は子供らしく五感を使って思い切り遊び、成長にともない悩みが増えてきますが、それもまた別の感情を育てるのに大切なことです。
人それぞれ感性は違いますが、とにかく考えることが大切だと思います。